パンダ

繁殖(はんしょく)パンダの発情期は1月下旬から5月中旬まで、1年1回である。 しかし、パンダの雌が妊娠できる状態にあるのは、わずか2日だけであり、妊娠期間は97日~163日間である。 出産は通常1頭のパンダを産み、野生のパンダが双子を産むことは減多にない。 生まれたばかりの赤ちゃんパンダは体重がわずか90g~130g、体長は10cm~15cmで、親の1000分の1の大きさである。 生後5,6ヶ月経った時点で子パンダは笹を食べ始め、生後8、9ヶ月で離乳し、生後約18ヶ月で、親離れをする。 雌は4~5歳、雄は6~8歳で生殖可能となる。
特徴的(とくちょうてき) パンダは熊と似ているが、熊ではなく、頭が丸く、体が大きい、尾は短かく、両手両足がごつくしっかりしている。 大人の雄パンダの体長は150~180cm、尾は12~16cm、手の長さは65~70cm、体重は64~125kg。 雌パンダは雄パンダよ10%~20%小さい。パンダ全身の色は白と黒の二通りしか見えないが、目の周り、耳、肩、両手、両足だけが黒色になっている以外、全てクリーム色である。